栄養成分を知ろう

インスタントラーメンの成分表を見てみよう

日本即席食品工業公正取引協議会の会員となっている企業のインスタントラーメンには、必ず表示されている栄養成分があります。それが、1食分に含まれる「エネルギー・たんぱく質・脂質・炭水化物・食塩相当量」の量です。さっそく見てみましょう。

袋めん栄養成分表示の一例 (1食100gあたり)

エネルギー(kcal)432
たんぱく質(g)10.1
脂質(g)16.2
炭水化物(g)61.4
食塩相当量(g)4.8 (めん・かやく:2.0 スープ:2.8)
カルシウム(mg)200mg

カップめん栄養成分表示の一例 (1食77gあたり)

エネルギー(kcal)357
たんぱく質(g)10.3
脂質(g)15.0
炭水化物(g)45.4
食塩相当量(g)4.8 (めん・かやく:2.0 スープ:2.8)
ビタミンB1(mg)0.23
ビタミンB2(mg)0.31
カルシウム(mg)113

ラーメン、うどん等については食塩相当量を総量のほか「めん・かやく」、「スープ」に区分して表示されています。

塩分の取り過ぎを心配される方は、スープの摂取量で塩分の量が加減できます。
日本即席食品工業協会ではインスタントラーメンに日頃不足しがちなカルシウム等の強化剤をできるだけ添加することを推奨しています。

インスタントラーメンの栄養バランスを高める工夫

そのままでもおいしいインスタントラーメンですが、ひと手間かけることで栄養バランスが高まるとともに、さらに味わい深くいただけます。炒め野菜やチャーシュー、ゆで卵、海藻、刻みネギなどの薬味のほか、お好みの具材を組み合わせて、栄養たっぷりのひと味違うおいしさを楽しむのもいいですね。

インスタントラーメンの栄養バランス

インスタントラーメンは、不足しがちなカルシウムなどを強化しています。

JASマークがついているインスタントラーメンの多くには、私たちの健康に欠かせないカルシウム、ビタミンB1、B2などが強化されています。美味しく食べながら一日に必要な栄養補給もできて一石二鳥!ただし、どんな食品でも“それだけ”を食べていれば、栄養は偏るもの。お米のゴハンも、味噌汁や魚、野菜などを一緒に食べることでバランスをとっているのです。偏食は避けるとともに、正しい食生活を心がけるようにしたいですね。

栄養バランスには気を付けよう!

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